Windows7で、消したアカウントのユーザーフォルダが勝手に復活してしまう(解決)

ユーザープロファイルを削除し、フォルダを消しても、復活してしまうことがあります。その対処方法のご紹介。


セキュリティーの関係などで、アカウントを消去したら、ユーザープロファイルや、そのフォルダを削除したい場面があると思います。
しかし、フォルダを削除しても、フォルダが復活してしまうことがあります。

状況

復活してしまった時、フォルダには、ファイルが1つだけありました。

C:\Users\\AppData\Local\Microsoft\InputPersonalizaion\TextHarvester\TextHarvester.dat

また、イベントログには、以下がありました。

ログの名前 アプリケーション
ソース User Profile Service
イベント ID:1530
レベル 警告
レジストリ ファイルは他のアプリケーションまたはサービスで使用されています。ファイルはすぐにアンロードされます。レジストリ ファイルを保持しているアプリケーションまたはサービスはこれ以降正しく機能しない可能性があります  

 詳細 - 
 5 user registry handles leaked from \Registry\User\S-1-5-21-<--中略-->-1000:
Process 540 (\Device\<--中略-->\System32\lsass.exe) has opened key \REGISTRY\USER\S-1-5-21-<--中略-->-1000
Process 540 (\Device\<--中略-->\System32\lsass.exe) has opened key \REGISTRY\USER\S-1-5-21-<--中略-->-1000
Process 540 (\Device\<--中略-->\System32\lsass.exe) has opened key \REGISTRY\USER\S-1-5-21-<--中略-->-1000\Software\Microsoft\SystemCertificates\MY
Process 540 (\Device\<--中略-->\System32\lsass.exe) has opened key \REGISTRY\USER\S-1-5-21-<--中略-->-1000\Software\Microsoft\SystemCertificates\CA
Process 540 (\Device\<--中略-->\System32\lsass.exe) has opened key \REGISTRY\USER\S-1-5-21-<--中略-->-1000\Software\Microsoft\SystemCertificates\Disallowed

「イベントログのヘルプ」からは、User Profile Service Event 1530: The Windows operating system detected that your registry file is still in use by other applications or services. - TechNet Articles - United States (English) - TechNet Wiki が案内されたので、 にある、「User Profile Hive Cleanup Service (UPHClean) 」の導入を考えました。
しかし、Windows 7版が見つからなかったので、違う方向で調査。

原因の特定と、解決

Deleted User forlder reappears with TextHarvester.dat Microsoft file の記事を見つけたので、フォルダを削除して、インデックスを再構築してみました。

Windows Search のインデックス再構築

インデックスの再構築は、「コントロールパネル」−「システムとセキュリティー」−「システム」−「Windows エクスペリエンス インデックスの確認」−「インデックスのオプションの調整」−「詳細設定」で、「インデックスの設定」タブの「再構築」になります。 (もう少し、たどり着きやすい方法は、無いのかな・・・)

再構築が完了すると、フォルダが復活していました。どうやら、Windows Search が悪さをしている模様。

Windows Search の再インストール
  1. Windows の機能」から、Windows Search のチェックを外し、機能を無効化
  2. 再起動を要求されるので、再起動。
  3. Windows Search の機能を有効化
  4. 再起動を要求されるので、再起動。

インデックスの再構築を試してみて、フォルダが作られなくなったので、様子見します。